【健康管理】あなたは当てはまりますか!? メタボリックシンドロームの4つの基準

健康管理

おはようございます。
FITNESS大学 講師のDaichi Fitnessです。

本日は学生の皆様の

FITNESS大学 学生
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最近外出もせず、食べてばかりいて少し太ってきたな…

周りからは、メタボなんじゃないかって言われるけど、そもそもメタボリックシンドロームの基準ってなんなんだろう…

といった疑問に答えていきます。
それでは早速見ていきましょう。

Daichi Fitness
Daichi Fitness

本記事の講師(筆者)について、NSCAという米国認定のパーソナルトレーナーの資格を保有しているものが勤めています。
実際にパーソナルトレーニング指導もしており、
数多くのお客様のダイエット管理・体型改善・体質改善を行っています。
当大学(ブログ)では、学生の皆様が健康に生きられるよう、情報発信をして参ります。

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メタボリックシンドロームの4つの判定基準

メタボリックシンドロームの判定基準は、「ウエストの周囲径」を絶対基準とし、

①脂質異常があるか

②高血圧であるか

③高血糖であるか

上記3つの基準のうち、2つが当てはまった方は、メタボリックシンドロームであると判定されます。

なかなか、家庭で測ることはないかと思いますが、その疑いがある方は、まずウエストを測ってみましょう。

また、最近では、血圧も病院以外の商業施設で測れるようになっているため、確認してみたほうがよいです。

なぜ、早めの計測をおススメするかというと、メタボリックシンドロームは動脈硬化を引き起こす糖尿病・高血圧症・脂質異常症・肥満症(特に内臓脂肪型肥満)の原因ともなり、注意が必要だからです。

動脈硬化は脳梗塞や、心筋梗塞といった命に関わる病気につながるため、上記のような症状が出ている方は早期対策が必要です。

メタボリックシンドロームは自身の魅力も下げ、病気を誘発させる最悪の状態です。

すぐに自分がメタボリックシンドロームなのか確認し、改善に努めましょう。

ぽっちゃりがモテないことを、解説しているのがこちら。

ウエスト周囲径

絶対基準として、ウエストの周囲径の長さが基準となります。

ウエストの周囲径を測ることで、内臓脂肪の量を量るということです。

男性の場合:85cm以上
女性の場合:90cm以上

上記周囲径に当てはまらなかった方は、メタボリックシンドロームではありません。

上位周囲径に当てはまった方は、以下の3項目のうち、いずれか2項目以上があてはまる場合に、メタボリックシンドロームと判定されます。

①脂質異常

血中の中性脂肪の量が多い状態でかつ、血中の余分なコレステロールを肝臓に戻す働きが弱まっているかが基準となります。

高トリグリセリド血症150mg/dl以上かつ
低HDLコレステロール血症40mg/dl未満

トリグリセリドとは中性脂肪のことで、肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体脂肪の大部分を占める物質です。

HDLコレステロールとは血管にある余分なコレステロールを肝臓に戻す「回収係」の役割を持つ物質です。

HDLコレステロールはLDLコレステロールとは逆の動きをし、HDLコレステロールがコレステロール回収してくれることで、動脈硬化の防止につながります。

②高血圧

安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態のことを指します。

最大血圧130mmHg以上かつ/または
最小血圧85mmHg以上

心臓から血液を送り出すとき、血液によって血管の壁にかかる圧力が血圧です。

よく血圧測定をする際に、上とか下とか聞くと思いますが、上は血管が収縮したときにかかる圧力で、下は血管が拡張したときにかかる圧力のことをいいます。

高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。

③高血糖

空腹時の血液中のブドウ糖の量が基準値よりも高い状態のことを指します。

空腹時高血糖110mg/dl以上

ブドウ糖は糖質が分解されたもので、血液により肝臓に運ばれ、グリコーゲンとして蓄えられます。

エネルギーが必要になれば再び、肝臓でグリコーゲンをブドウ糖に姿を変えて血液中に放出し、余ったブドウ糖は中性脂肪として蓄えられてしまいます。

高血糖状態が続くと、すい臓はインスリンを多く出そうとして徐々に疲弊し、インスリンを分泌する機能が低下することで、血液中のブドウ糖が増え、糖尿病などの病気を引き起こします。

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Daichi Fitnessからのアドバイス

以上のようにメタボリックシンドロームの基準を解説しましたが、自分がもしかしたらメタボリックシンドロームなんじゃないかと思った方も多いのではないかと思います。

まずはお医者さんに相談してみて、運動改善や食事改善に気を使うようにしてみてください。

日々の習慣を変えないと洒落にならないことになってしまいますので、今からでも対策をしたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。

メタボリックシンドローム対策に有効な食事法はこちら

メタボリックシンドローム対策に有効な運動法はこちら

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最後に

都内でパーソナルトレーニングもやっています。

実際にパーソナルトレーニングを受けたいという方だけでなく、本日の講義で分からなかった点や実際の筋トレフォーム、栄養管理、健康管理の点で分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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本日は以上です。
ありがとうございました。

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