おはようございます。
FITNESS大学 講師のDaichi Fitnessです。
本日は学生の皆様の
どうせ筋トレするのであれば、コンテストに出場してみたい!
フィジークという分野があるみたいだけど、ボディビルとどう違うのだろう…
審査基準や鍛え方に違いはあるのだろうか…
といった疑問に答えていきます。
それでは早速見ていきましょう。
本記事の講師(筆者)について、NSCAという米国認定のパーソナルトレーナーの資格を保有しているものが勤めています。
実際にパーソナルトレーニング指導もしており、
数多くのお客様のダイエット管理・体型改善・体質改善を行っています。
当大学(ブログ)では、学生の皆様が健康に生きられるよう、情報発信をして参ります。
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フィジークとボディビルの特徴比較
筋トレをしていない方からすると、どちらも筋肉ゴリゴリで、脂肪を限界までそぎ落とした体という面では、どちらも同じに見えてなかなか区別がつかないでしょう。
ただ、それぞれに特徴があり、審査の対象や鍛え方に差がありますので、以下を確認頂き、自分がどんな姿を目指して、次にどの大会に出たいのかを参考にして頂ければと思います。
フィジークの特徴
フィジークで求められる体型を、一言で表すと”ビーチで最もかっこいい体”です。
以下のフィジークの代表ポーズである、フロントポーズは、左腕でサーフボードを持ち、右腕は女性と腕を組んでいるというイメージからきているものです。
また、ボディビルと違って、サーフパンツを履くことからも、いかにビーチで映える体を造るかを競うということが分かると思います。
体型としては、肩幅と大きい大胸筋を持ち合わせつつ、ウエストを極限まで絞った逆三角形の体が求められます。
下半身については、膝丈まであるサーフパンツを履くので、大きな審査対象になりません。
そして、体型だけでなく、顔や髪型、サーフパンツのセンスも審査の対象になってきます。
顔や髪型まで審査されるのかと思われるかもしれませんが、ビーチで最もかっこいい男が評価されてしまう以上、爽やかな印象を与えられるよう男を上げていきましょう。
ボディビルの特徴
近年では、フィジークも相当な筋肉量が求められている傾向がありますが、ボディビルは、フィジークよりも更に筋肉量や筋肉のカットが求められます。
ボディビルは基本的には、筋肉は大きければ大きいほど良い、体脂肪が少なければ少ないほど良いとされているため、フィジークに比べて、肩幅や広背筋の位置、大胸筋の長さ等の骨格やプロポーションによる不利な面をカバーしやすいといえます。
また、ステージ上には、ブーメランパンツ(ボディビルパンツ)なるものを履くため、脚がもろ見えの状態になります。
なので、大腿四頭筋、ハムストリングス、お尻等の下半身もしっかりと審査されます。
また、ヘアースタイルなどのビジュアルは審査対象には含まれず、純粋に筋肉量が評価されます。
フィジークとボディビルの審査基準の違い
上記で違いについては、多少触れておりますが、審査基準の違いについて、改めてまとめました。
特にポージングは、ボディビルでは8つの決められたポーズを順にとりながら比較するのに対して、フィジークではたった2ポーズしかありません。
フィジークのポージングについて、詳細確認されたい方はこちら。
審査対基準の違い
フィジークの審査基準
- 逆三角形の形で筋肉が鍛えられていること
- 全身のバランスが良く、筋肉量が多いこと
- ヘアースタイル
- 顔
- サーフパンツのデザイン
- 下半身は評価されにくい
ボディビルの審査基準
- 筋肉の大きさ
- 筋肉の付き方のバランス
- 脂肪量の少なさ
- ポージング
- 下半身も評価対象となる
鍛え方の違い
フィジークもボディビルもどちらも、筋肉量は求められるため、鍛え方に大きな違いはありません。
しかし、フィジークの場合は脚は審査されず、逆三角形の体型が求められるため、下記筋肉を特に意識して鍛えていきましょう。
一方でボディビルでは、上半身だけでなく、下半身も審査されるため、全身を意識して鍛えていきましょう。
フィジークで意識して鍛える筋肉
三角筋
逆三角形の体型にするのに最も重要な箇所は肩です。
肩は三角筋という筋肉で、主に前部、中部、後部の3つに分かれています。
丸々とした肩を作るには、前部、中部、後部をしっかりと鍛え分けていきましょう。
おススメ種目は下記です。
- ショルダープレス
- サイドレイズ
- リアレイズ
広背筋
フィジークでは、広背筋の上部が広く、ウエストが絞られたといった、VシェイプやTシェイプといった体型が求められます。
こちらも、しっかりと意識して鍛えていきましょう。
おススメ種目は下記です。
- 懸垂
- ラットプルダウン
- ベントオーバーロウ
- ワンハンドロウ
大胸筋
後ろ姿だけでなく、前から見たときのシルエットも重要です。
特に大胸筋でいえば上部が重要になってきます、ベンチの角度を30°~45°に傾けて鍛えるようにしましょう。
おススメの種目は下記です。
- ベンチプレス
- インクラインベンチプレス
- インクラインダンベルフライ
- ケーブルクロスオーバー
ボディビルで意識して鍛える筋肉
大腿四頭筋 ハムストリングス 大殿筋
全身を意識して鍛えることは前提ですが、ボディビルではフィジークでは審査されない下半身も鍛えていかなければなりません。
きつい種目が多いですが、差をつけられる部分になってくるので、しっかりと鍛えていきましょう。
おススメの種目は下記です。
- スクワット
- デッドリフト
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Daichi Fitnessからのアドバイス
以上を確認してみて、フィジークとボディビルの違いを理解できたと思います。
個人的には、フィジークはビーチが似合う細マッチョ、ボディビルは真に強い男の象徴といったイメージでしょうか…
それぞれ、自分のなりたい体型というのがあったりすると思うので、どんな体にしたいのか目標やイメージをもって鍛えられると、モチベーションが続くと思います。
フィジーク、ボディビルのいずれにせよ、近年では、相当な筋肉量が求められていますので、自分の目指す姿になれるよう一緒に頑張っていきましょう!
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最後に
都内でパーソナルトレーニングもやっています。
実際にパーソナルトレーニングを受けたいという方だけでなく、本日の講義で分からなかった点や実際の筋トレフォーム、栄養管理、健康管理の点で分からないことがあれば、こちらまでお気軽にお問い合わせください。
本日は以上です。
ありがとうございました。
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