【健康管理】夏に似合う男になろう! マシンと太陽光による日焼けの違いと日焼けの効果について

健康管理

おはようございます。
FITNESS大学 講師のDaichi Fitnessです。

本日は学生の皆様の

FITNESS大学 学生
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夏に似合う人間になるために、小麦色の肌を手に入れたい!

でも日焼けって体に悪いんじゃないのかな…

体に負担なく効率的に日焼けする方法はないのだろうか…

といった疑問に答えていきます。
それでは早速見ていきましょう。

Daichi Fitness
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本記事の講師(筆者)について、NSCAという米国認定のパーソナルトレーナーの資格を保有しているものが勤めています。
実際にパーソナルトレーニング指導もしており、
数多くのお客様のダイエット管理・体型改善・体質改善を行っています。
当大学(ブログ)では、学生の皆様が健康に生きられるよう、情報発信をして参ります。

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マシンと太陽光による日焼けの違い

この時期、夏に似合う小麦肌を手に入れて、海に行きたいといった方や、筋トレコンテストに出るために、肌を焼かなきゃいけないといった方が増えてくる頃だと思います。

日焼けをするには、主にタンニングマシンと、太陽光による日焼けの2つの方法に分かれます。

どちらも焼くことには変わりないし、太陽光による日焼けのほうがコスパもいいし、手っ取り早いと思っている方も多いと思います。

しかし、両者には、焼きやすさや、体に対する影響といった、明確な差がありますので、しっかりと確認したうえで、肌を焼いたほうがよいでしょう。

 

太陽光の特徴

太陽光は、波長の短い方から、主に以下3つに分けられます。

  1. 紫外線(UV)
  2. 可視光線
  3. 赤外線

体に最も影響するのは紫外線(UV)は更に波長によって以下3つに分けられます。

  1. A波(UVA=長波長)
    皮膚のハリや弾力を保つ膠原線維(こうげんせんい/主成分はコラーゲン)と弾性線維(エラスチン)にダメージが加わり、シワのもとになる
  2. B波(UVB=中波長)
    色素細胞のメラノサイトを活性化して、シミのもとになるメラニンの生成を促す。
    皮膚がんの発生にも関連している。
  3. C波(UVC=短波長)
    上空のオゾン層に遮られて、地上にはほとんど届いていない。

近年ではさらに、近赤外線が皮膚の土台となっている皮下組織にダメージを与えることで、たるみが生じることが指摘されています。

このように、太陽光を過度に浴び続けることでの、体への影響は大きくなります。

タンニングマシンの特徴

タンニングマシンは、放出される波長は太陽光と同様ですが、肌を日焼けさせる紫外線A波と少量のB波が皮膚生理学的に安全な状態に配分されるように設計されています。

タンニングマシンに入るとズラッと蛍光灯のようなものがありますが、あれが紫外線を放出するUVランプです。

あのUVランプによって、エネルギーの高いB波(UVB)を、メラノサイトの刺激に充分なだけに抑え、メラニン色素の着色を促進するUVAを充分に照射できるようにしています。

肌への影響は少なからずあるものの、タンニングマシンのほうが、太陽光よりも有害な物質を浴びずに済み、過度に紫外線(UV)のA波とB波を浴びずに済みます。

以下の記事にタンニングマシンを用いた、日焼けの方法と頻度を解説してますので、気になる方は参考にしてみてください。

【筋トレ】コンテストで失敗しない!? タンニング・日焼けの頻度について

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日焼けの効果

日焼けについて、太陽光を使って焼く方法とタンニングマシンを使って焼く方法のいずれも、紫外線を浴びることに変わりはないため、肌へのダメージは少なからずあります。

一方で、以下のような日焼けにのよるメリットが得られます。

骨密度強化

紫外線を浴びることで、皮膚や肝臓に蓄えられたビタミンD2をビタミンD3に変えることができ、骨密度の強化をすることができます。

骨がもろくなってしまう原因はカルシウム不足というよりもビタミンD不足が原因です。

カルシウムをしっかりと摂取していたとしても、体内にビタミンDが不足していたら、カルシウムは腸から吸収されにくく、骨に沈着しません。

タンニングや日焼けにより紫外線を浴びることで、ビタミンDが活性化し、カルシウムが骨に沈着することで、丈夫になっていきます。

骨が弱くなってしまうことで、骨粗しょう症という病気になってしまうこともあります。

患者の80%が女性ですので、気になる方は以下の記事を参考にして頂き、対策をしていきましょう。

【健康管理】患者の80%が女性 骨粗しょう症とはなに?

筋力向上

上述した通り、紫外線を浴びることで、皮膚や肝臓に蓄えられたビタミンD2をビタミンD3に変えることができますが、骨だけでなく、筋力の向上にも効果があります。

ビタミンDは体中の臓器細胞の核内受容体と結合し、200以上の遺伝子の発現し活性化する効果があります。

そのため、タンニングや日焼けにより紫外線を浴びることで、骨だけでなく全身の筋肉を活性化し、筋肉量や筋力を向上させることができます。

免疫力向上

紫外線を浴びることで、体内のアレルギー反応を抑えることができ、免疫力が向上されます。

皮膚にアレルゲンが侵入すると皮膚表面の樹状細胞が外敵と認識し、それが免疫細胞に伝達され、その免疫細胞が抗原を攻撃するとともに、炎症細胞にかゆみや痛み成分を放出します。

これがアレルギー反応です。

これら一連のアレルギー反応は、紫外線を浴びることで、樹状細胞・免疫細胞・炎症細胞に直接作用で働きを弱めることができます。

また、紫外線を浴びることで生成されたビタミンDが腸内環境を整えることで、更に免疫力を高める効果があります。

ストレス解消と鬱予防

紫外線を浴びることで、快楽ホルモンであるβエンドルフィンと、幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます。

また脳の機能が活性化し、1日のリズムが整えられて、うつ病や認知症を予防・改善します。

1日のリズムが整えられることによって、規則正しく就寝と起床ができるようになるでしょう。

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Daichi Fitnessからのアドバイス

少なからず日焼けは紫外線を浴びることとなるため、肌へのダメージ避けられません。

しかし、一方で極度に日焼けを恐れるのも、ビタミンDの生成や脳内ホルモンの分泌を阻害し、多くの二次反応を引き起こしてしまうため、よくありません。

筋肉コンテストに出る方はもちろん、海で映える体にしたいといった方だけでなく、多くの人が適度に紫外線を浴びることで健康に繋がります。

そういった時は、太陽光だけでなく、タンニングマシンを利用して、肌への影響を最小限に抑えて紫外線を浴びるという方法を試してみるのもありです。

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最後に

都内でパーソナルトレーニングもやっています。

実際にパーソナルトレーニングを受けたいという方だけでなく、本日の講義で分からなかった点や実際の筋トレフォーム、栄養管理、健康管理の点で分からないことがあれば、こちらまでお気軽にお問い合わせください。

本日は以上です。
ありがとうございました。

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